マッチングアプリ
おはようございます。
2年ぐらい前に彼女作りに躍起になっていたいわさわです。
その際はマッチングアプリを使用していました。
今日はそんなマッチングアプリで出会った女について書いていこうと思います。
マッチングアプリの簡単な説明ですが、
①女のプロフィールを確認し、良いと思った相手に「いいね」を押す
②女に通知が行く
③女が「いいね」をして来た男のプロフィールを確認し、良いと思った場合に「いいね」を返す
④アプリ内でやり取りスタート
⑤あとはデートなりホテルなり個人間で頑張る
という感じです。
やり取りはLINEみたいな感じで文字のやり取りを行います。
女からも男に対して先に「いいね」出来ますが、
男のユーザーが異常に多いため、女が地雷プロフにしてない限りは勝手に男がどんどん「いいね」を送るので、女から男に「いいね」をすることはほとんど無いようです。
~1人目~
オタク趣味女と夜ご飯に行く約束を取り付けました。
やり取りする限りはライトなオタク女って感じだった気がします。
車を一時間ぐらい走らせた場所にある、
ショッピングモール内のテナント前で待ち合わせました。
陰キャオタクあるあるだと思うのですが、
初対面の相手と合う場合、先に相手を捕捉した後にこちらから行きたくなりますよね。
例に漏れず僕もそういう性格の為、お店が見える死角から相手を待っていました。
その際は初の女の子との1対1ご飯ということもあり、
緊張5割、ウキウキ5割ぐらいだった気がします。
さて、それっぽいのが来たわけですが、
明らかにゴブリンの上位種、ホブゴブリンです。
人類ですらありませんでした。
身長はそんなになかったのでトロールまでは行かない感じです。
ただのゴブリンではなくホブなのは、
ギリギリぽっちゃりとは言えないぐらいのデブだったのと、
デブを隠すためのふりふりした茶色い服が、ゴブリンの腰布だったからです。
ホブゴブリンは明らかに人を待っているのですが、僕という人間がその現実を許容できません。
5分遅れると言ってしばらく様子を見ましたが、ホブは動こうとしません。
もうダンジョン最奥にある宝の間を守るボスモンスターにしか見えませんでした。
オタクの僕にそのまま帰るという度胸も無いため、嫌々ご対面。
明らかに相手の反応も悪くハズレ引いたみたいな顔してましたが、
日頃ゴブリンと接することも無いため、もしかすると喜んでたのかもしれません。
すぐに飯屋へGO。
もうどうにでもなれという心境だったため、相手の希望をそのまま聞きちょっといい感じのパスタ屋へ。吉野家でええやん。
会話の内容は全く覚えてないですが、
話した結果、自称サバサバ系の糞女でした。
とにかく毒舌で何かに文句言ってた気がします。
「男は△△だからいいよね、女は○○だから~」的な事ずっと言ってました。
間違ってもこいつに気に入られるような事があってはいけないと思い、
僕という人間を主張しないようひたすら相槌を打ってたのは覚えてます。
僕の話になった際は新しい会話を切り出してゴブリンへ質問する事で、いわさわという人間を希薄にして、ひた隠しました。
手品でいう視線誘導、ミスディレクションです。
黒子のバスケを読んでいて本当によかった。
食事も終わり会計へ。
2人で席を立ちレジで伝票を出した直後、私ちょっとお手洗いとか言ってトイレに逃げられました。
明らかに会計する直前の逃亡、金を払っておけという強迫です。
流石にそのタイミングで別々に会計してレジに店員さんを待たせる勇気も無い僕は、泣く泣く全部一緒に会計しました。
3500円ぐらいだった気がします。
割合は僕が1500円、ゴブリンの餌が2000円です。
「奴らは馬鹿だが間抜けじゃない」
マジでゴブリンスレイヤーが言ってた通りでした。
マッチングアプリをやるにあたって事前にやる事は、
髪のセット方法を調べる事でも、女との会話を考える事でもなく、ゴブリンスレイヤーを読む事です。
家に帰る1時間の間にアプリ内でブロックして終了です。
本来薬草の採取から始めるかけだしの冒険者に、いきなりホブゴブリンは無理でした。
ホブゴブリンとの反省を生かし、
マッチングアプリ内のソートの「体型」項目は「やや痩せ」「痩せ」にしました。
~2人目~
こちらもオタク女さんでしたが、ディープな感じでした。
視聴アニメの話になった際の進撃とか黒バスとかに対しての食い付きが異常で、すさまじい長文が帰ってきて焦ったのは覚えてます。
やり取りが面倒だったので、半ば無理やりお茶でもしませんかと誘ってOKを貰いました。
車で15分ぐらい走らせた駅前で待ち合わせ。
超地元です。知り合いに合わないか心臓バックバクでした。
さて、待ち合わせに来たのは前歯の突き出たネズミ。
口を閉じていても、鼻の頭と口の先端が同じ高さぐらいありました。
ゴブリンよりは地球上の生物なだけ全然マシですが、僕はラットに愛を抱ける人間ではありません。
合流後、微妙な時間だったこともありコメダ珈琲へ。
ここでも会話の内容は覚えてませんが、アニメの話を振るとずっと語ってたのは覚えてます。黒バスの高尾の話だけで30分ぐらいされた気がします。
このネズミ子ちゃんの良かった所は、会計はしっかり別々にしてくれたことです。
マッチングアプリで出会った際の食事の費用ですが、
男が出すことが圧倒的に多いらしいので、そう考えるとこの女は人間出来てました。
いやネズミが出来てました。
帰宅後に社交辞令の、
「楽しかったです!また行きましょう!」というメッセージを最後に会話は途絶えました。
そもそもネズミ界のプリンスを探すなら、千葉に行って8000円ぐらい払えば出会えるのではないでしょうか。
せめて人間と会いたい。そんな気持ちが強まって行きました。
~3人目~
NOTオタク女。
やりとりする内容が無く、動物が好きです的な事言ってたのでずっと犬とか猫とかの話ししてました。
そろそろアプリに慣れて来た僕は、
相手が動物好きということもありデートっぽい動物園へ誘うことに成功しました。
車を1時間ぐらい走らせた場所にあるコンビニで待ち合わせ。
もう期待してません。確率の渋いソシャゲのガチャを単発で引くぐらいの気持ちです。
さて、ここで登場したのは能面でした。
人間には近づきましたが、模して造られたモノで人間ではなかったです。
というか今思うと、化粧がクッソ下手くそだったんだと思います。
顔は真っ白、細い目、ぷっくりした頬、赤い口紅。
能面に寄せてメイクしたと言われれば技術の高さに驚けるぐらいには能面でした。
今が平安時代なら間違いなくモテモテだと思います。
暗い気持ちで動物園へ。
初めて来た動物園だったため、中に入ると女そっちのけでテンション上がってました。
向こうはペンギンとかウサギが可愛いと言ってましたが、僕はワニ、ヘビ、カメとかが可愛くて仕方なかったです。
おそらく平安時代とのジェネレーションギャップでしょう。
あとゾウのちん○んがめちゃくちゃデカくて、笑い堪えるのがきつかったです。
動物園を出て食事に行く事に。
正直ここまでこの二人、全く盛り上がってないです。
ここで能面さんの株が少し上がったのですが、めちゃくちゃ量食べてました。
美味しそうにガツガツご飯を食べる人は割と好きです。
僕の倍ぐらい食べてた気がします。十二単を着こなすにはエネルギーがいるんですね。
ご飯の食べっぷりに感動し、会計は快く僕が全部支払いました。
解散後、社交辞令の「今日は楽しかったです!」と送り能面さんとは終了となりました。
終始お通夜みたいだったし仕方ないね。
おそらく今頃はおたふくソースのマスコットキャラでも狙っているのでしょう。
長くなってきたので、今日はここで終了です。
書くのめっちゃ疲れたので、マッチングアプリ記事の次回があるのかは不明です。
以上、
休みを削り、お金を使い、精神をすり減らして異種族と触れ合った感想でした。
異種族レビュアーズ
U-NEXT、dアニメストアなどで配信中です。